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ランドクルーザー 異臭~甘いにおいの原因

2020.09.01更新

今回は、ランドクルーザーの臭いについてお話をします。

ランドクルーザーの60、70、80など
古い車に多くある故障の1つに臭いというものがあります。

それにはいくつか原因があり、
専門的な話を簡単にご紹介します。

まず1つ目の原因として車内で甘い臭いがした場合は、
冷却水系を疑ってください。

メーカーによっても違いますが、
車のエンジンを冷却するための部品であるラジエーターという中に、
緑色や赤い色のラジエーター液が入っています。

その液はワインでも問題になった、
エチレングリコールという、舐めると甘い原液が入っています。

寒いとヒーターをかけると思います。

そのヒーターの室内機みたいなものがラジエーターと繋がっているので、
そこが古くなり不具合がおきると、
足元にあるラジエーターから甘い臭いがしてきます。

そうなった場合は、冷却水系を疑ってください。

甘い臭いを感じたら助手席の足元にある
ヒーターから水漏れが発生しているはずです。

水漏れが発生していると、助手席のカーペットが濡れているだとか、
もしくは緑色とか赤い色がついてきます。

見た目でわからない場合は、
ヒーターのフロアケースの中に小さなラジエーターのフィン部分に水が通っていて、
そこから水漏れをし、甘い臭いがしてきます。

甘い臭いがしてきたら、ラジエーター系の水漏れが原因です。

甘い臭いがしてくるので、誰にでもすぐにわかります。

そうなった場合は、
助手席の下を外してヒーターコアの交換をしないといけなくなり
修理が大掛かりで大変です。

これから寒いシーズンにヒーターが利用できないと大変です。

夏であれば、オーバーヒートを放出するためにわざと、
ヒーターを掛けてクールダウンする場合もあります。

寒い思いをして車に乗るのは大変なので、
甘い臭いがするなと感じたら、キャナスへお問合せください。
点検していきましょう。